理美容室の軒数は全国に約37万軒といわれています。コンビニの約6倍もある理美容室ですが、その8割は小規模事業者の集まりで成り立っています。
20名以上の理美容店は業界の僅か0.2%にすぎません。ほとんどの事業者が1人〜5人ほどの小規模の事業者です。
大規模のサロン経営は「ヒトモノカネ」の経営資源を数の力で動かすのが戦い方です。
ですので、広告や価格競争においても数的有利に戦えますし、人員の替えも効く、そして立地条件の良いところに出店しています。
それに対して小規模のサロン経営は、同じ条件下で戦えば万が一に勝てたとしても、体力的に消耗して淘汰されてしまうのが結果でしょう。
利益が出なければ未来への投資もできませんので、発展・永続は難しくなってきます。
理美容業界の発展がなかなか前に進まない理由はここにあります。小規模事業者が8割の理美容業界では、大手と同じような戦い方をしても疲弊していくばかりです。
小規模事業者は小規模事業者の戦い方を身につけることで、大手と同じフィールドでも戦わずして勝つことが可能になるわけです。
小規模事業者の戦い方は「戦わずして勝つ経営」にあります。つまり、顧客の奪い合い合戦からの離脱です。
それこそが「LTV経営」であり、生涯顧客価値の創出を前提とした経営になります。
店舗数によって、金額が変動する事はございません。
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